前職は、半導体の金型を製造する工場に勤務していたんですが、ずっと工場内で働いている事に退屈さを感じ、転職を意識しはじめました。そして、色んな現場へ行けるような仕事を探しているうちに、空調関係に興味を持ったんです。「空調って、どんな会社がどうやって設置しているんだろう？」と思い調べたところ、京阪空調工業の求人にたどり着きました。希望していた通り、日によって色んな現場へ行けるという点に魅力を感じましたし、自分の知識を増やせるチャンスだと思って応募を決意しました。

面接へ行った時にも説明してもらったんですが、とにかく研修が手厚いという事で、業界未経験の自分でも働けるのでは？と思いました。実際に入社した後は、工事課と営業、サービス部門など1ヶ月ごとにジョブローテーションを行って仕事全体の流れを体験できるので「誰のための、どんな仕事か」を把握できた事が良かったと思います。定期的に講習会も開かれるので、勉強できる機会が多いですし、ベテランの優しい先輩が多くて安心して働けます。

いま、工事課には50代のベテランから20代の若手まで在籍しています。長い人だと勤続30年という人もいて、分からない事があれば大先輩にすぐ聞けるので助かっています。そんな先輩達に支えられて働く中で、一番記憶に残っているのが、会長が携わっている仕事に参加した事です。建築の段階から関わる事になり現場管理もしたんですが、やった事がない作業もあったので苦労しましたね。社長の手を借りつつ達成できたあの経験は、とても勉強になりましたし記憶に残った仕事です。

京阪空調工業ならではの特徴は、やはり社長との距離の近さだと思います。社長みずから積極的に動いている事が多くて、社長なのに営業するような、そんな距離感です。社員が意見を言いやすい雰囲気なんですが、その一例として私がいま兼務している「設計積算課」の設立があります。元々、図面を描く仕事に興味がある事を伝えていて、その意見を反映して立ち上げられたのがこの課です。社員の声に耳を傾け、チャレンジを応援してくれる、そんな社風が魅力です。

この仕事のやりがいは、やはりお客様から「ありがとう」と言ってもらえる瞬間ですね。それから、全ての工事が終わったあと、自分の仕事が目に見える形で残る事もやりがいに感じます。外注業者の方やお客様とのやりとりも多いので、人と話す事が好きな方、良い意味でクヨクヨせず気を張りすぎない方に向いている仕事だと思います。空調設備という分野は、施設など建物がある限りニーズの絶えない業界なので、安定した経営基盤の上で働けるのもメリットですね。職場の雰囲気も良いですし、年齢層が離れていても気さくに話しかけてくれる先輩ばかりなので、興味を持った方はぜひ一度見に来てください。